骨を再生する治療
インプラントを埋入するには最低5mm程度幅が必要ですが、骨の吸収の仕方によっては先端が1~2mmしかない場合もあります。GRB(後述を参照)という方法もありますが、やはりインプラント本体がオリジナルの骨に囲まれていた方が安定し易いです。方式はまず狭くなった骨の頂上部に切り込みをいれ、そこに専用の器具を入れて骨を広げていきます。骨というのは本来弾力性があるため、その程度なら無理なく広がっていきます。そこに予定したインプラントを埋入して、隙間に骨補填材を使用して粘膜を縫合すると、大体3~4ヶ月で広げた骨が固まってきてインプラント自身が咬む力に耐えるような状況になってきます。
■治療イメージ
骨の幅が不足している場合・・・
骨の頂上部に特殊器具を入れ骨を二分割します
骨を広げてスペースを作ります
インプラントを挿入します
骨造成材を入れます
骨を広げてスペースを作ります